1月22日の2時から3時半まで、CAPINシェルターでしつけ教室を開催。
アジア動物専門学校(AAA)訓練コースより藤田コーチ、室井コーチ(警察犬1級訓練士)をお招きし、保護をした犬(被虐待歴、放浪歴あるなど、心のリハビリが必要な問題ワンコも含む)のしつけ教室を行いました。
毎週ボランティアに入ってくださっているAAAさんからは、訓練課の生徒さん12人もかけつけられ、イベントでは個別のしつけ相談にも丁寧に応じて頂き助かりました。
開催の前には、いつものように犬舎の掃除と猫舎の洗い物もお願いしました。
12時からは、大家さんのNさんの特製カレーをみんなで頂きました。
1時半に受付開始。誓約書にサインを頂きました。
人と犬とのよい関係を築くにはどうすればよいか。
興味のもてるお話ばかりでした。
噛み癖のあるわんちゃんや太り気味のわんちゃん、落ち着きのないわんちゃんを抱えてお悩みの一般の方も、それぞれ犬を連れておみえになり、集中させる方法や、噛ませないコツなどを教わりました。
最後に、シェパードによるデモンストレーションがありました。
そして、ティータイムにNさんのお汁粉も賞味しました。
このイベントには、愛護推進員ゆーさんの働きで、M市の職員さんたちも参加されました。
M市でも、殺処分を減らそうと、心ある職員さんが立ち上がりました。
CAPINシェルターでも、ゆーさん経由でM市役所からのワンコをお預かりしご協力させて頂いています。
官民協働で、犬猫を捨てさせない、殺さない、人と動物の共生できる街づくりを目指したい、
そのための譲渡促進に、ゆーさん、nekonekoさん、ドラメイさんたち若手の皆さんも全力で動き始めました。
笑いでいっぱいの、大きな一歩の一日でした。
この日のしつけ教室にご参加下さった一般の方のなかには、CAPIN会員になってくださる方も
いらっしゃいました。
しつけの方法を伝授される参加者たち。
落ち着きがないんだけど。。。どうにかならないかしら?
と相談を受けて丁寧に応じるコーチ。
集中させるコツや散歩時にリードを引っ張ってしまう犬への対処法を教わりました。
「この犬は4人も噛んだんですよ。郵便屋さんや宅配のお兄さんが犠牲に。どうしたらいいかしら?」
コーチが丁寧に対応されていました。
ところで、大家さんのNさんが作って下さるご飯はとてもおいしいです。
ある日の朝ご飯。
このCAPINシェルターに、25日、ボランティアを兼ねて宿泊して下さったMさん。
下は、MさんとNさんとの晩ご飯シーン。
掘りごたつで暖か、五右衛門風呂んい入って民宿気分です ♪
動物訓練士でありトリマーさんでもあるMさん。
ドイツのティアハイムで研修され、帰国されたばかりのMさんは、故郷に帰る前に筑波山のシェルターを見学に来られました。
私たちに、ドイツの動物事情やシェルターの様子を沢山お話しして下さいました。
全国動物ネットワークのこれからのことについても。
同じ目的のために、今後は協力体制をとっていくことになりました。
いっしょにご飯を食べて、これからについて希望を語ってくれました。
うれしかったのは、ここのシェルターはドイツのティアハイムよりいい、と言われたことです。
「アットホームで温かくて、ここはすごくいい、犬の表情を見ればわかります、犬は嘘をつかないから」
「夜中に車で来てもだれも吠えなかった。
犬たちは、この車の音で、いつもの信頼している人が来たことがわかったからです」
「犬は利口です。なんでも見抜く」
「軍隊のような犬たちでなく、ナチュラルで穏やかな表情をしている」
そうか、このぐすぐすのいい加減路線でも、何とかやっていけているんだな、
犬たちはまずまず安心できる場所なんだな、
安心がいちばん、
通っているボランティアさんたちが愛情深いからだな、
アジア動物専門学校の先生や生徒さんたちのおかげだ、
みんなよく可愛がってくれるから、
みんな喜ぶぞ~こんな言葉聞いたら!。。。と、
専門家にお褒めにあずかり、天にも昇る気持ちと、できていない自分を恥じ入る気持ちがないまぜです。
(合掌)
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