今月も、やって来ました、福島の多頭飼育現場まで。
つくばから女4人、東京から女2人。
ゆかさん、ゆーさん、ともちゃん、おかめの4人が、やまゆりファームのベコさんにあげる米ぬかの袋を山のように積んで、ぎゅうぎゅう詰めでやってきました。
敬子さん、じゅねさんは、東京から東北道で。
計6人で大掃除とゴミ出しです。
けっこうな量の缶とゴミがたまっています。
軽トラックを借りて、敬子さんが運転、ともちゃんが助手席に乗って、クリーンセンターを2往復しました。
7月は大雨で清掃作業ができなかったので、今回は2ヶ月分のゴミの片付け。
4月に初めて入ったときに比べ、臭いもそれほど強烈でなく、犬も穏やかです。
先月、ひとりで入ったときには、ボスのチャコに袖を噛まれましたが、
今回は人間がたくさんいたせいか、犬たちもしおらしく扱いやすくて助かった。
ビニールキャップを頭にかぶり、長靴をはいて、完全防備の女6人、たくましや。
うれしかったことは、犬たち全員に毛がふさふさと生えていたことです。 幸四郎の元気な姿も確認できました。 今回も、フロントラインの投薬をしました。
庭もきれいになって、犬に薬もつけ、家のなかも少しはさっぱりして、ほっとしました。 みんなでコタツを持ち上げて、下にきれいなゴザも敷き、汚れて湿気ったコタツ布団を処分して新しいものと交換しました。 真菌が再発したら、治療にも時間とお金がかかります。 なんとか、清潔に保てば、皮膚病も予防できます。 カビの生えた寝箱を処分し、シーツも全とっかえ。
おばあさんは給餌に忙しい。
before 家のなかは相変わらずのゴミの山、ウンチの山です。 これを捨てて、ハイターをまいて、新聞やペットシーツで清掃します。
after 今回は、家のなかの清掃も、国分寺のじゅねさんが手伝って下さいました。 介護の仕事をされているので、少々の臭いや汚れは大丈夫だそうです。 あ~心強い仲間ができた!
水道は家の外にしかないので、おばあさんは、ここで炊事も洗面も行います。 震災がきっかけで、家のなかの水が出なくなってしまったそうです。 ところが水の受け皿も水道管もないので、水は庭に流れていき、地面は常に水浸しの状態です。 雨水のたまった桶にはぼうふらが湧いていて、蚊が大量発生しています。 じゅねさんがそこにハイターを入れて水を捨て、皿やなべを洗って下さいました。
おばあさんの自宅の掃除と、禿げ犬の投薬が終わったら、今度は
近所にあるシェルターの犬たちのために、水をくんで持って行きます。
奇しくもこの日はちょうどおばあさんのお誕生日でした。
だから、ケーキを用意していき、みんなでお祝いしました。
いつまでも元気でね!
犬たちのためにも。
お茶とケーキで一服。
一瞬であっても、ほっとするひとときがうれしい。
おばあさんは、とっても喜んでいらっしゃいました。
ありがとう、ありがとう、と。
仏様にもあげてくるわ、と、仏壇に運んでいらっしゃいました。
「話し相手がほしいみたい」と、ともちゃん。
これから月に一回の掃除と投薬に、ずっと参加したいと言ってくれています。
最後に、お借りした軽トラックを洗いながら、みんなで考えました。 「今度は流し台と水道管がほしいね。 安く売ってるよ、きっと。 水を使ったら地面がびしょびしょ、あれじゃ冬も可哀想だよ、犬たちが。」 やることは山のよう。 温泉で汚れと臭いを落とし、東京組とつくば組に分かれて帰途につきました。 が、温泉のイオウ負けで、再びジンマシンが。 福島帰りの数日間は、いつもかゆみに苦しんで過ごしています。 わたし(おかめ)だけでなく、ゆーさんも、その晩イオウにかぶれたとのこと。 ともちゃんとゆかさんは大丈夫のようです。 次回から温泉を変えようかな。
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