シェルターのおじいちゃん犬、ちゃっぴー♪
今では目もよく見えなくなり、散歩をしていてもつまづいたり、物にぶつかってころびそうになったり・・・
足取りもよぼよぼで、最近ではシェルターの敷地内をのんびりお散歩するのが日課になっています。
シェルターに来たばかりのころは、もう少し元気だったのですが、少々気難しいところがあり、ボランティアさんが近づこうものなら、牙を剥いてと激しく威嚇していたのでした。
そんなちゃっぴーも最近はすっかり丸くなったような気がします。
お散歩中もこんなに穏やかな表情を見せてくれるようになりました!
そんなちゃっぴーとの出会いは、今から約2年以上前。
私は、初めてちゃっぴーと出会った日の事を忘れることが出来ません・・・。
以前は飼い犬だったチャッピー。
訳あって、CAPINで保護することになりました。
その時のチャッピーの様子はガリガリにやせ細り、立っているのがやっとなくらい、衰弱し、瀕死の状態だったのです。
保護後すぐに動物病院に入院し検査したところ、フィラリア腎臓も肝臓も最悪で、1ヶ月の命との宣告・・・。
「こんな酷い状態の犬を見たことがない・・・」
獣医さんも看護師さんも、誰もがちゃっぴーを見て涙を流したそう。
そんな時、おかめさんから、「ちゃっぴーの姿を写真に撮って記録して欲しい」そう頼まれ、動物病院に向かったのでした。
ちゃっぴーのいる部屋に案内してもらうと、部屋の片隅に怯えた表情で震えるちゃっぴーがいました。
人を極度に恐れるちゃっぴーに私はしばらくカメラを向けることが出来ませんでした・・・。
その頃のちゃっぴーの姿を思い出すと、今でも胸が苦しくなります。
その後、ちゃっぴーは、余命と言われた1ヶ月もとうに過ぎ、徐々に体力を回復してきました。
しかし、完全に健康になった訳ではないので、何度か生死の境を彷徨い、その度に、私たちはちゃっぴーの死を覚悟したこともありました。
*ちゃっぴーの緊急手術の様子はこちら(2012.3.28)
*ちゃっぴーの船酔いの様子はこちら(2012.7.12)
今は、やはり年齢による体力の老化はあるものの、比較的穏やかな日常を過ごしています。
ちゃっぴーにとって、ここでの生活が穏やかで幸せな暮らしでありますように!!
残された時間を楽しく過ごせますように!!
そして、少しでも長く、ちゃっぴーの笑顔を見ていられますように!!!
ちゃっぴー、ずっとずっと長生きしてね。
私たちはみんなちゃっぴーが大好きだよ。
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